連珠歴
- 2016年 4月
- 中学校に入学。 部活動で連珠を知り入部、その後は卒業まで師匠の土居学六段と対局を積む日々が始まりました。
- 2016年 11月
- 京都クラス別大会ノービスクラスに初出場
- 2019年 3月
- 第52期登龍門戦優勝
- 2019年 6月
- 初段昇段
- 2019年 11月
- 第51回京都クラス別連珠大会Aクラス3位
- 2020年 1月
- 第15期珠王戦に初出場
- 2020年 8月
- 二段昇段
- 2021年 3月
- 第53期登龍門戦優勝
- 2021年 4月
- 三段昇段
- 2021年 11月
- 第53回京都クラス別連珠大会Aクラス2位
- 2022年 3月
- 第54期登龍門戦優勝
- 2022年 4月
- 四段昇段
主な棋戦成績
- 登龍門戦 優勝3回
- 京都クラス別連珠大会Aクラス 2位1回 3位1回
役職等
- 日本連珠社公認普及指導員
- 関西支局幹事
私の一局
高校1年生の頃に初めて出場した、第15期全日本選手権1回戦の中村茂九段との対局です。
この一局は自分の数ある対局の中で唯一、最初から最後まで何一つ悔いのない手を打てた棋譜です。
対局後に憧れの中村茂九段から、高校1年生でこれは強い、これからもっと伸びると言って頂けとても幸せだったのを覚えています。
第15期全日本選手権(珠王戦) 第1局
黒
紀藤 真一
初段
(40分)
白
名人
中村 茂
九段
(55分)
- 提示珠型は中村茂九段の棋譜を調べる中で、丘月八題の黒番が苦手な様に見受けられた事。 そして、丘月は八題か三題が基本な事を知っていたので、丘月を提示しました。
- 黒11までは予定通りの進行。
- 白12が全く知らない変化だったため、長考に入りました。 長考をする中で、丘月の有名な変化である。 白12を黒13、黒13をK9、白14を白12に打つ手順の白12、黒13を打たず、いきなり白14に打つ手であることに気付きました。 ですが、次はなぜ白12、黒13を打たず実戦の白12を打った?という疑問に行き着きました。 考える中で、有名な変化だと黒23まで流れになってしまう事を思い出し。それを避けたいのかなと思いました。 そして、そこからは読みに集中しました。黒13をJ10だと、白14をJ8、黒15をK7、白16をJ9、黒17をK9、白18をG11で以下、白追い勝ち。この変化を読む中で、白にJ8と三ノビされると不利なので、黒13をJ8、白14はJ9だと黒に先手を取られるため、打たないと思い。本譜の白14を読み、本譜の白24に対して黒25をG4で勝ちと勘違いし、そのまま黒23まで打ち進めてしまいました。
- 黒23に白24と受け、いざ黒25を打とうとした時に違和感を感じ。再度、受けがないか確認した所。白26をG6、に対して黒27をJ4に四三と打ってしまうと、白J6で棒四になることに気付ました。
- 白24、白22の連を抑えたいが、左側で受けてしまうと右側のL6.L7から、攻められる危険があるため。本譜の黒25と連を作りながら攻め始めました。
- 黒25以降は相手に手番を握らせない事に注意し、進行しました。
- 黒41は敗着で上辺を受けに行くか、D6に打つべきであった。
- 感想戦で中村茂九段から、本譜の黒17に対して白で敗けた覚えはなく、基本的にはG11に打つと教えて頂きました。
- 正直そこまで序盤から、大間違えをしてしまい空回りしていたのか。と思い反省しました。