連珠歴
中学2年の時に恩師である堤五郎七段に誘われ、名古屋の連珠会に通い始める
高校2年の時に初段位を獲得
大学進学後、84年の2月から京都連珠会に通い始める
最初に参加した登竜門戦では6戦全敗。京都の壁の高さを思い知る
西園八段などのライバルにも恵まれ、力を伸ばし、徐々に好成績を収めるようになる
旧ソ連やスウェーデンにも遠征し、海外の珠友との交流も始める
- 1986年
- 第24期A級リーグに初出場、3位でシード権を獲得
- 1987年
- 第25期A級リーグで初優勝。しかし、挑戦手合いでは中村名人には敗れる
- 1994年
- 第32期A級リーグで優勝。中村名人に3勝2敗で勝利し、名人となる
- 1995年
- エストニアのタリンで行われた第4回世界戦で初優勝
- 1995年
- 第33期名人戦で長谷川九段の挑戦を退け初防衛
- 1996年
- 第34期名人戦で長谷川九段に敗れ名人位を失う
- 2004年
- 第42期A級リーグで優勝、山口真琴名人を破り3回目の名人位に就く
- 2005年
- 第43期名人戦で長谷川九段に敗れ名人位を失う
主な棋戦成績
- 名人位 3期
- 世界選手権優勝 1回
- A級リーグ優勝 8回
役職
- 公益社団法人日本連珠社理事長
- 連珠世界連盟副会長
- 国際委員会委員長
- 東京連珠会顧問
私の一局
初めて名人位を獲得した、 第32期名人戦挑戦手合い第5局がやはり思い出深い一局です。
黒15が中村名人の失着ですが、 15を見た瞬間、「奇跡が起こった」と思いました。
第32期名人戦挑戦手合い 第5局
黒
名人
中村 茂
九段
白
挑戦者
河村 典彦
八段